HERO

ドラマの主役はたいていの場合、正義の味方・ヒーローです。
それぞれのシリーズで活躍するヒーローを紹介します。

クリストファー・チャンス(ヒューマン・ターゲット)

クリストファー・チャンス
Mark Valley
●キャラクター
自らが依頼者の「ヒューマン・ターゲット(身代りの標的者)」となって命懸けでクライアントを守る究極のボディガード。警察に頼めない問題や事件を解決する私立探偵です。第1シーズン後半で明かされる彼の過去はプロの殺し屋、自分の仕事に疑問を感じていた彼は、何の罪もない女性が殺しのターゲットとなったときに正しいと思える道を選択し、連綿と継がれてきた名前「クリストファー・チャンス」を引き継ぐことになるのです。
●マーク・バレー
1964年12月24日、ニューヨーク洲オグデンズ生まれ。1987年にウエストポイントを卒業。ヨガ、バックパッキング、ハイキング、武道、水泳、サーフィン、サイクリングなどなど趣味は多彩。TVは「スピンシティ」「ER」「4400」「ボストンリーガル」「フリンジ」など。

G・カレン(NCIS:LA ~極秘潜入捜査班)

G・カレン
Chris O'Donnell
●キャラクター
ロサンゼルスにあるNCISのOSP(スペシャル・プロジェクト・オフィス)の特別捜査官で現場対応チーム主任。潜入捜査を中心に事件に応じて姿・名前を変え、犯罪社会に潜入します。孤児であったことから、自身の出生の秘密をつきとるための調査も執念深く続けています。FBIの麻薬取締班を経て、NCISのOSP捜査官となり、NCISのギブスとも親しい仲のようです。
●アレックス・オローリン
1970年6月26日、イリノイ州ウィネトカ生まれ。スクリーンデビューは「メン・ドント・リーブ」。「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」「三銃士」「バットマン・フォーエヴァー」「チェンバー/凍った絆」「マックス・ペイン」など多くのヒット映画に出演。TVは「ザ・プラクティス」「グレイズアナトミー」などにゲスト出演しています。

Dr.アンディー・ヤブロンスキー(スリー・リバーズ ~命をつなぐ熱き医師たち)

Dr.アンディー・ヤブロンスキー
Alex O'Loughlin
●キャラクター
スリー・リバーズ病院の移植専門医。コーディネーターによって手配された移植用の臓器移植を時間との戦いの中で確実にやり遂げます。医者としての高い腕を持ち仕事中毒ともいえるほど。いつでも病院にかけつけられる様に、隣のホテルの一室に住んでいます。ユーモア溢れる性格もあって、患者や同僚からも人気があります。
●アレックス・オローリン
1976年8月24日 、 オーストラリアのキャンベラ出身。シドニーのオーストラリア国立演劇学院を卒業。CBSのドラマ「ムーンライト」のヴァンパイア役が有名です。映画は「バック・アッププラン」「奇跡のシンフォニー」「ホワイトアウト」など。 TVは「ザ・シールド」「ハワイ5-O」などレギュラーシリーズが多い。

セバスチャン・スターク(SHARK ~カリスマ敏腕検察官)

セバスチャン・スターク
James Woods
●キャラクター
通称シャーク。高額な報酬を得て、多くの富裕層による刑事事件をなりふり構わない手段で無罪に持ち込んでいたもと敏腕弁護士。ある事件がきっかけで引退の危機に追い込まれますが、それをきっかけとして弁護士とは全く対立する検察官に転向します。離婚歴があり、その妻との間の娘ジュリーと二人で暮らしていますが、仕事の忙しさにかまけて娘との関係がうまくいかないことも…
●ジェームズ・ウッズ
1947年4月18日、ユタ州ヴァーナル生まれ。映画は「追憶」「ヴィデオドローム」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「ザ・コップ」「ゲッタウェイ」「スペシャリスト」「ニクソン」「コンタクト」「ヴァンパイア/最期の聖戦」「トゥルー・クライム」「ジョンQ」「ノースフォーク 天使がくれた奇跡」など。「刑事コジャック」「ロックフォード」「ルーキーズ」「ポリスストーリー」「ホロコースト」「ER」などにゲスト出演しています。

Mr.ローク(ファンタジーアイランド)

Mr.ローク
Ricardo Montalban(1920.11.25〜2009.1.14)
●キャラクター
Mr.ロークの実際の年齢は謎に包まれて、エピソード中でMr.ロークの過去の女性がが三百年以上前に死亡していることがわかります。 また別のエピソードでも、クレオパトラとの親密だったような話も。
●リカルド・モンタルバン
1920年11月25日、メキシコシティ出身。高校時代、カリフォルニア州に移り、英語を学びながら演劇に没頭。第二次世界大戦後にハリウッドスターとして活躍しています。「スタートレック」で演じた敵「カーン」役で映画にも登場するなどカリスマ的なキャラクターを演じました。映画は「スイート・チャリティ」「暗黒街のメロディ」「新 猿の惑星」「刑事オルテガ/影なき殺人鬼」「猿の惑星・征服」「大列車強盗」「スタートレックII カーンの逆襲」「キャノンボール2 」「裸の銃を持つ男」「スパイキッズ2 失われた夢の島」「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」など。TVは「ワゴントレイン」「ボナンザ」「怪傑ゾロ」「アンタッチャブル」「チェックメイト」「ベンケーシー」「Dr.キルデア」「ダニエルブーン」「コンバット」「アイスパイ」「鬼警部アイアンサイド」「プロスパイ」などなど、たくさんのTVシリーズにゲスト出演しています。

エド・デリン(ラスベガス)

エド・デリン
James Caan
●キャラクター
モンテシトリゾートとカジノを担当する保安監視チームのボス。保安監視チームとは、カジノにやってくイカサマ師や、まぐれ続きで起きることがある大きな被害の連敗、または金持ち客を奪おうとする他のライバルカジノ店などからカジノを守る仕事。彼は元CIAで裏世界とのつながりも深く、過去のかかわりから事件に巻き込まれることも。
●ジェームズ・カーン
1939年3月26日、 ニューヨーク市ブロンクス生まれ。ミシガン州立大学で経済学を学びながらフットボールや空手は黒帯。ホフストラ大学で演劇と出会い、ネイバーフッド・プレイハウスで演技を学ぶことになります。映画は「レッドライン7000」「エルドラド」「「テキサスの7人」「雨の中の女」「「ゴッドファーザー」「ゴッドファーザーPart2」「ギャンブラー」「ファニーレディ」「ローラーボール」「キラーエリートなど多くのヒット作品に出演しています。TVでは「裸の町」「ルート66」「ドクターキルデア」「アンタッチャブル」「ベンケーシー」「コンバット」「ワゴントレイン」「FBI」「それゆけスマート」など黄金期のシリーズ作品に多数ゲスト出演しています。

ジャック・カーター保安官(ユーリカ 〜事件です!カーター保安官〜)

ジャック・カーター保安官
Colin Ferguson
●キャラクター
アメリカ連邦保安官でしたが、ユーリカ保安官事務所での勤務を命じられます。正義感が強く真面目な性格から、ユーリカで次々と起きる数々の異常事態に人一倍ショックを受けながらも、連邦保安官としての経験を活かした捜査テクニックで次々と起きる事件を解決していきます。私生活では妻アビーと別居し、十代の娘ゾーイが反抗的など悩みは尽きませんが、ユーリカでゾーイと同居することに。
●コリン・ファーガソン
1972年7月22日、カナダのケベック州モントリオール生まれ。映画は「栄光と狂気」「恋とスフレと娘とわたし」など。TVシリーズは「アウターリミッツ」「CSI:マイアミ」などにゲスト出演。TVムービーなどTVを中心に活躍しているようですが、あまりこちらでは放映されていないようです。

リチャード・キャッスル(キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き)

リチャード・キャッスル
Nathan Fillion
●キャラクター
ヒットシリーズを持つ大人気のミステリー作家。女優の母と娘との3人で暮らしています。自作の模倣事件で知り合った美人刑事ベケットが気に入り、事件解決後もコネを使って無理矢理ベケット達の捜査に加わります。その後のシリーズではベケットをモデルにした刑事が作品の主人公になります。事件を小説風に推理して捜査を混乱させているようでいて洞察力や推理力は高く、時には捜査の手助けになります。ファン層は市長や検事にまで幅広く、トランプゲームなどをするほどの仲。
●ネイサン・ フィリオン
1971年3月27日、カナダアルバータ州エドモントン生まれ。TVは「バフィー恋する十字架」「スピンシティ」「デスパレートな妻たち」など。映画は「ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた」など。

フランシス・ルエリン“パンチ"パンチョレロ(白バイ野郎ジョン&パンチ)

フランシス・ルエリン“パンチ"パンチョレロ
Erik Estrada
●キャラクター
カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール、セントラル分署の白バイ警官。コールサインは「メリーセブン4号」。ロサンゼルス出身のヒスパニック。かつてはバイクを乗り回す不良でしたが、ジョンにスカウトされて警官になりました。ジョンのバイクの師匠でもあります。軽い性格のお調子者で真面目なジョンとは対照的な性格です。
●エリック・エストラーダ
1949年3月16日、ニューヨーク生まれ。映画は「センチュリアン」「エアポート'75」「ミッドウェイ」「大火災」「エイリアン・シード」「スカイ・パニック」「キングコブラ」など。TVは「ハワイ5-O」「コジャック」「エマージェンシー」「マニックス」「コルチャック」「600万ドルの男」「ポリスウーマン」「メディカルセンター」「バレッタ」「バーナビージョーンズ」など多くのTVシリーズにゲスト出演しています。

カル・ ライトマン博士(ライ・トゥー・ミー 嘘は真実を語る)

カル・ ライトマン博士
Paul Blackthorne
●キャラクター
連邦政府、政府機関、警察などの捜査を助けるライトマン・グループの設立者であり、著名な心理学者。ライトマン博士は人々の表情、無意識の動作、声、話から真実を見抜き嘘を見破ります。ライトマン・グループでは、その知識を駆使して部下と共に様々な犯罪捜査の手助けをしています。ライトマン博士の行動は意表をつき、時に関係者に挑発や脅しをかけ、相手の素の反応から嘘を見抜くことも。彼は以前、ある女性の苦しみを見抜くことが出来なかったことで微表情の研究に足を踏み入れたようです。
●ティム・ ロス
1961年5月14日、イギリスロンドン生まれ。ロンドン芸術大学キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツで彫刻を専攻、演技に興味を持ち映画界へ。インディペンデントフィルムを経てクエンティン・タランティーノ監督の「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション」などに出演。1995年の「ロブ・ロイ」ではアカデミー賞の助演男優賞にノミネート。映画は「コックと泥棒、その妻と愛人 」「ゴッホ」「リトル・オデッサ」「 海の上のピアニスト」「宮廷料理人ヴァテール」「ブレッド&ローズ」「ラッキー・ナンバー」「神に選ばれし無敵の男」「PLANET OF THE APES/猿の惑星」「コッポラの胡蝶の夢」「ファニーゲーム U.S.A.」「インクレディブル・ハルク」など。

ハリー・ドレスデン(ドレスデン・ファイル)

ハリー・ドレスデン
Paul Blackthorne
●キャラクター
シカゴで探偵事務所を構える私立探偵ですが、電話帳の職業欄に「魔法使い」と登録するシカゴで唯一の男。警察から相談を受けて現実ではあり得ないような不可思議な事件や、直接依頼が来た事件の裏にある謎を追います。ハリーをサポートするのは骸骨から現れる精霊ボビー。
●ポール・ブラックソーン
1969年3月5日、英国のウェリントン生まれ。TVは「ER」のジェレミー・ローソン医師役、「24」シーズン3、「探偵モンク」「バーン・ノーティス」「レバレッジ」 「CSIマイアミ」などにゲスト出演しています。

ジョン・ベイカー(白バイ野郎ジョン&パンチ)

ジョン・ベイカー
Larry Wilcox
●キャラクター
カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール(CHP)のセントラル分署白バイ隊員で、相棒のパンチと共にロサンゼルス周辺のフリーウェイでの事故処理や逃走犯追跡、自動車窃盗犯の捜査や人命救助などにあたります。ベトナム戦争に従軍し、除隊後にCHPへ。実家はワイオミング州で農場を経営しています。
●ラリー・ウィルコックス
1947年8月8日は、カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。TVは「ルーム222」「名犬ラッシー」「探偵キャノン」「ポリスストーリー」「ハワイ5-O」「MASH」「マイクハマー」「マクガイバー」「ジェシカおばさんの事件簿」「プロファイラー」などTVを中心に活躍しています。

フレイジャー・クレイン(そりゃないぜ!? フレイジャー)

フレイジャー・クレイン
Kelsey Grammer
●キャラクター
精神科医、地元ラジオ局KACLのラジオ人生相談のパーソナリティ。2回の離婚経験があり、別れた元妻リリスとの間に息子フレデリックがいます。
●ケルシー・グラマー
1955年2月21日、ヴァージン諸島セント・トーマス島生まれ。フレイジャー役では「チアーズ」でエミー賞を2回受賞、「そりゃないぜ!? フレイジャー」で5年連続エミー賞作品賞を受賞しています。映画は「クリスマス・キャロル」「15ミニッツ」「X-MEN ファイナルディシジョン」など。TVは「チアーズ」の他に「スタートレック:ネクストジェネレーション」「ミディアム」などにゲスト出演。声優としての仕事も多く「ザ・シンプソンズ」「トイ・ストーリー2」「アナスタシア」などにも出演しています。

マック・テイラー(CSI: NY)

マック・テイラー
Gary Sinise
●キャラクター
ニューヨーク市警察のCSIチームの主任、元海兵隊士官。妻のクレアを9.11のアメリカ同時多発テロ事件で失っています。優秀な犯罪学者でもあり、証拠の分析の他に犯行につながる動機にも目を向け、犯人を追い詰めていきます。正義感がとても強く、チームワークを第一としており規律を重んじる性格から、チームの輪を乱したりする者は、たとえ親しい部下であっても厳しく叱り付けるほどの厳しい一面を持っています。第3シーズンでは、同時多発テロで失った愛妻クレアの息子リードと出会い交流を深めるようになります。検死官ペイトン・ドリスコルと交際していましたが、第4シーズンでペイトンがロンドンに去り、別れることになります。
●ゲイリー・シニーズ
1955年3月17日、イリノイ州シカゴ生まれ。高校時代から演劇に興味を持ち始め、自身の劇団「ステッペン・ウルフ・シアター・カンパニー」を設立。劇団員のジョン・マルコヴィッチが主演、シニーズが監督・製作・出演という映画「二十日鼠と人間」が高い評価を受けます。その他の映画は「フォレスト・ガンプ/一期一会」「クイック&デッド」「アポロ13」「身代金」「スネーク・アイズ」「グリーンマイル」「白いカラス」など。TVは「ノッツ・ランディング」「刑事ハンター」「そりゃないぜ!? フレイジャー(声)」などにゲスト出演しています。

Dr.グレゴリー・ハウス(Dr.ハウス)

グレゴリー・ハウス
Hugh Laurie
●キャラクター
偏屈で無愛想ですが、天才的な頭脳を持つ診断医。過去に於いて誤診から右足の筋肉を失い歩行には杖を必要としています。その後遺症から足の痛みを抱え鎮痛剤のバイコミンを常用、依存症状態にあります。白衣を着ないハウスは自分の患者を全く信用せず「人はみなウソをつく」と、患者と会話する事すら嫌がる偏屈な人間。それでも彼のところには、他の医師たちが解明出来なかった難病患者達が次々と運ばれてきます。ハウスは3人の若く優秀な医療の専門家たちを部下に、それぞれの能力を生かし、治療のためには手段も選ばず他の医師が解明できなかった難病を次々と突き止めていくのです。
●ヒュー・ローリー
1959年6月11日、イギリス・オックスフォード生まれ。4人兄弟の末っ子で弁護士の兄と姉2人がいます。男子全寮制のパブリックスクールイートン校から、ケンブリッジ大学セルウィン・カレッジでは考古学と人類学を専攻しています。映画は「いつか晴れた日に」「101」「ボロワーズ」「仮面の男」「従姉妹ベット 」「スチュアート・リトル」「スチュアート・リトル2」「フライト・オブ・フェニックス」「フェイク シティ ある男のルール」など。TVは「フレンズ」「MI-5 英国機密諜報部」など数多くの番組に出演。声優としての仕事も多いようです。

バイロン・サリー(ドクタークイン 大西部の女医物語)

バイロン・サリー
Joe Lando
●キャラクター
イギリス農民だった両親がアメリカへ渡る移民船の上で生まれニューヨークで暮らしますが、十歳の時に両親を相次いで失くして(父は心臓病で、母はハドソン川で溺死)います。両親の死後、サリーは西部へ向かいコロラドスプリングスで暮らしています。サリーはローレンの娘アビゲイルと結婚しますが、彼女は出産時に身ごもっていた女の子と共に亡くなりました。愛する人の死に打ちひしがれたサリーは、シャイアン族と共に原野で暮らしながら、放浪者のような生活をするように。町の周辺で暮らすシャイアン族との親交から、狩猟、投げ斧、乗馬、大工など数多くの技能や知識に長けていて、アメリカ先住民たちとアメリカ軍のあいだの橋渡し役も果たします。ミケーラもしばしば彼らの先祖伝来の知恵の恩恵にあずかり、周りから孤立していたサリーもミケーラのおかげで 立ち直ります。そして再び愛する人を見つけミケーラと結婚、子供を一人授かる事になります。
●ジョー・ランドー
1961年12月9日、イリノイ州プレイリービュー生まれ。映画は「スタートレックIV 故郷への長い道」など。TVは「美女と野獣」「JAG」「ミッシング」「NCIS」「メルローズプレース」などのシリーズにゲスト出演、TVムービーなどTVを中心に活動しているようです。

ジェームス・エリソン(超感覚刑事ザ・センチネル)

ジェームス・エリソン
Richard Burgi
●キャラクター
ワシントン州カスケードの刑事。彼は特殊部隊のメンバーとして赴いたペルーのジャングルでただ一人1年半生き延びました。ジャングルの過酷な状況のもと、彼の五感は研ぎ澄まされ人間の能力を超えることに。つまり部族を敵から守る先住民族の番人=センチネルの能力を身につけたのです。その後、ジャングルから助け出され帰国しますが、過酷だったジャングルでの記憶は封印。そして帰国から5年後突然、五感が異常に鋭くなっていることに気がつきます。そこで大学で人類学を学ぶブレア・サンドバーグから自分の能力を知ります。エリソンはセンチネルの能力駆使し、さまざまな悪の手からカスケードの街を守っていくのです。
●リチャード・バーギ
1958年7月30日、ニュージャージー州モントクレア生まれ。TVは「フラッシュ」「ヴァイパー」「プロヴィデンス」「24」「ラスヴェガス」「ニップ・タック」「シャーク」「ロー&オーダー」など多くの作品にゲスト出演。「デスパレートな妻たち」ではカール・メイヤーとしてスーザンの元夫役を演じています。映画は「スターシップ・トゥルーパーズ2」「スピーシーズX 美しき寄生獣」「ディック&ジェーン」「セルラー」など。

カイル(カイルXY)

カイル
Matt Dallas
●キャラクター
森の中で一糸まとわぬ姿で目を覚ました少年。言葉が話せないばかりでなく一切の記憶がなく、自分が誰なのかもわからない。ソーシャルワーカーで心理学者でもあるニコールによって、カイルと名付けられ彼女の家族の元で家族との触れ合いながら瞬く間に言葉を覚え、並外れた知性と運動能力を発揮しはじめるのです。
●マット・ダラス
1982年10月21日、アリゾナ州フェニックス生まれ。12歳から俳優やモデルとして活動し、TVシリーズ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」など、まだ出演作品は少ないですが、ジェイムス・ブラントのPV「グッバイ・マイ・ラヴァー」に出演するなど、活躍しているようです。

Dr.マーク・スローン(Dr.マーク・スローン)

Dr.マーク・スローン
Dick Van Dyke
●キャラクター
心の優しい、そしてちょっと風変わりな内科医のマーク・スローン先生は、医者として患者の治療に当たるほか、警察のコンサルタントとして犯罪の解決にも手を貸しています。自分の患者が犯罪の犠牲になっていると感じたとき、のろまなようで鋭いスローン先生は、どんな難解複雑な事件であっても熱意を持って解決していきます。刑事である息子のスティーブや病理学者のベントリー女史の助けを借り、スローン先生は今日も名推理を見せるのです。
●ディック・ヴァン・ダイク
1925年12月13日、ミズーリ州ウエストプレインズ生まれ。俳優のジェリー・ヴァン・ダイクは弟、息子のバリー・ヴァン・ダイクも俳優です。ディズニー映画「メリー・ポピンズ」ではバートとミスター・ドース・シニアの二役を演じ、他にも「チキ・チキ・バン・バン」などディズニー・ミュージカルでよく知られています。TVでは「ディック・ヴァン・ダイクショー」など冠番組もあり、「刑事コロンボ」「エアウルフ」「サブリナ」などにゲスト出演しています。「Dr.マーク・スローン」のシリーズは全8シーズン178本と2本のスペシャル版があります。

エディー・フィッツジェラルド博士(心理探偵フィッツ)

エディー・フィッツジェラルド博士
Robbie Coltrane
●キャラクター
有能な臨床心理学者で、心理学を教えている巨漢の大学教授ですが、私生活は酒とギャンブルにおぼれ、妻ともうまくいかず愛想を尽かされ別居状態に。人の心を読み解く能力に長けているので、大学で講演のほかにも警察の依頼を受け異常者の犯罪の捜査に協力することがあります。
●ロビー・コルトレーン
1950年3月30日、スコットランド・グラスゴー生まれ。身長185cm。グラスゴーの美術学校やエディンバラ大学でで絵画や映像制作を学びます。その後エジンバラの劇場で、舞台俳優やスタンダップ・コメディアンとして活躍。TVはコメディなどに出演していますが、映画出演が多く007シリーズの「007ゴールデンアイ」「007ワールド・イズ・ノット・イナフ」のマフィアのヴァレンティン・ズコフスキー役。現在一番知られているのが「ハリー・ポッター」シリーズのルビウス・ハグリッド。 1作目の「賢者の石」ではスコットランド映画最優秀男優賞を獲得しています。

バーナビー・ジョーンズ(名探偵ジョーンズ)

バーナビー・ジョーンズ
Buddy Ebsen(1908–2003)
●キャラクター
私立探偵でしたが年齢もあって、息子に事務所を譲り引退。ところが息子が何者かに殺され、犯人を突き止めるために探偵に返り咲きます。60代ということで、体力で犯人に立ち向かう事は無理ですが、科学や行動心理学の知識で犯罪を鋭く推理し犯人を追いつめて行きます。
●バディ・イブセン
1908年4月2日、イリノイ州ベルヴィル生まれ。1920年代にブロードウェイ・コーラスのダンサーとしてキャリアをスタート。妹とともにボードビリアンを演じた時代もあります。その後エレノア・パウエルとともに出演した「踊るアメリカ艦隊」「踊る不夜城」や「踊るブロードウェイ」などのミュージカルに出演。ディズニー映画「デイビー・クロケット/鹿皮服の男」に出演し、TVシリーズにも参加。映画は他にも「攻撃」「ティファニーで朝食を」「ファミリー・バンド」「ポルカの歌姫」「ミシシッピ決死隊」「モホーク討伐隊」「モンタナの西」等に出演。TVシリーズでは「じゃじゃ馬億万長者」がよく知られ、映画化された「ビバリー・ヒルビリーズ」にはバーナビー・ジョーンズ役でカメオ出演しているようです。

エリオット・ スペンサー(レバレッジ ~詐欺師たちの流儀)

エリオット・ スペンサー
Christian Kane
●キャラクター
チームの格闘部門担当。武術に長けて料理が得意。最新の武器を熟知しながら銃が嫌いで、銃を向けられると相手が撃つより先に敵を倒し、銃を取り上げます。武器を持った数人の敵と素手で対峙しても一瞬のうちに敵を倒すほど。過去に婚約していましたが、仕事上のトラブルによる長期の監禁で約束を果たせず、誤解されたまま破局しています。
●クリスチャン・ ケイン
1974年6月27日、テキサス州ダラス生まれ。オクラホマの大学で美術史を学びますが、演技に興味を持ちハリウッドへ。映画は「TAXI NY」など。TVは「ドーソンズクリーク」「ラスヴェガス」などにゲスト出演。「エンジェル」ではリンゼイ・マグドナルド役。「女検察官アナベス・チェイス」の夫ジャック役などレギュラーシリーズも多いようです。

ネイサン・フォード(レバレッジ ~詐欺師たちの流儀)

ネイサン・フォード
Timothy Hutton
●キャラクター
元保険調査員。勤めていた保険会社IYSから息子の治療費の支払いを拒否され、息子サムを亡くしてしまいます。会社を辞めて飲んだくれていた彼の元に、一流の泥棒やハッカーのリーダーとして盗られた物を取り返して欲しいと依頼を受けます。それが正しいことで保険会社にも復讐ができると信じたネイサンは依頼を実行しますが、依頼自体が嘘。消されかけたチームで鮮やかに反撃に成功した仲間はチームの存続を希望。悪徳権力者に酷い仕打ちを受けた弱者を助けるためなら、と会社を立ち上げ、悪徳権力者たちに報復(Leverage)を開始するのです。
●ティモシー・ハットン
1960年8月16日、カリフォルニア州ロサンゼルスのマリブ生まれ。父はジム・ハットン。16歳のとき父の後援で俳優として活動を始め、舞台やTVを中心に活躍します。父の死後、1980年に映画「普通の人々」の息子役で20歳にしてアカデミー助演男優賞を受賞。映画は「タップス」「コードネームはファルコン」「Q&A」「ビューティフル・ガールズ」「不法執刀」など。TVは「グルメ探偵ネロ・ウルフ」「5デイズ」「キッドナップ」などレギュラー出演作品も多くあります。

マイケル・ウェスティン(バーン・ノーティス 元スパイの逆襲)

マイケル・ウェスティン
Jeffrey Donovan
●キャラクター
中東や東欧など世界をまたにかけて活躍していた凄腕の元CIAスパイです。ナイジェリアでの任務途中で突然解雇されてしまい、いつのまにか故郷であるフロリダ州マイアミに逃げ戻っていました。経歴や財産を奪われFBIから監視され、マイアミで身動きの取れない状態で、解雇された真相について調査を始めつつ、生計を立てるために私立探偵まがいの仕事も… といっても根が人のいい、スパイらしくないマイケルが受ける仕事はほとんど人助け、母からの頼みも無視できません。空手歴30年、スパイ機器に強く、自作の武器や盗聴器を用いて持ち込まれる様々な事件を解決に導きます。
●ジェフリー・ドノヴァン
1968年5月11日、マサチューセッツ州アメスベリー出身。マサチューセッツ大学アマースト校で学んだ後、ニューヨーク大学で演技を学びます。TV
は「ホミサイド」「プリテンダー」「スピンシティ」「CSIマイアミ」「モンク」「ロー&オーダー」などにゲスト出演。「タッチング・イーブル〜闇を追う捜査官〜」のクリーガン役など出演作は多いもののこちらでの知名度は今ひとつ。映画でも2008年クリント・イーストウッド監督作「チェンジリング」にも出演しています。

ルイス・アースキン(FBIアメリカ連邦警察)

ルイス・アースキン
Efrem Zimbalist Jr.
●キャラクター
FBI(アメリカ連邦捜査局)のベテラン主任捜査官。後輩の若手捜査官とともに国家的な犯罪やスパイ、誘拐犯や州をまたいだ重罪犯などを追跡し逮捕します。シリーズ当初描かれた私生活では、妻を亡くし娘と若手捜査官との結婚問題などが描かれています。ロングランのシリーズでパートナーはジム・ローズからトム・コルビー、そしてクリス・ダニエルスと交替していきます。
●エフレム・ジンバリストJr.
父親は世界的にも有名なバイオリニスト、母はオペラ歌手。演劇学校を卒業後、NYのネバーフット・プレイハウスで学びブロードウェイに進出。多くの舞台を経験後、1949年「他人の家」で映画デビューしますが、妻に先立たれしばらく映画界を離れます。1957年に「南部の反逆者」で再デビュー。その後「サンセット77」の私立探偵のベイリー役で広く知られることに。「マーヴェリック」「ラヴボート」「ヒッチコック劇場」「ジェシカおばさんの事件簿」などにゲスト出演。娘のステファニー・ジンバリストの主演シリーズ「レミントン・スティール」にもゲスト出演しています。映画は「暗くなるまで待って」「エアポート'75」など。

マイケル・オルデン(コロネットブルーの謎)

マイケル・オルデン
Frank Converse
●キャラクター
身元が判別できるものをすべて取り上げられて海に突き落とされ、自分に関する一切の記憶を失った青年が記憶していたのはただ「コロネット・ブルー(青い宝冠)」という言葉だけ。一ヶ月後、体力は戻ったものの記憶は戻らなかった青年は医師マイケルとオルデン病院の名前をとって「マイケル・オルデン」と名乗り、喫茶店「サーチング・アイ」でアルバイトをしながら記憶を探し始めます。
●フランク・コンヴァース
1938年5月22日、ミズーリ州セントルイス生まれ。「ニューヨーク警察本部」「爆走トラック!16トン」にレギュラー出演。「夜間捜査官ホーク」「若き弁護士たち」「西部二人組」「FBI」「ラブアメリカンスタイル」「刑事コロンボ」「バイオニックジェミー」「ロー&オーダー」などたくさんのTVシリーズにゲスト出演しています。

パトリック・ジェーン(ザ・メンタリスト)

パトリック・ジェーン
Simon Baker
●キャラクター
CBI(カリフォルニア州捜査局)で犯罪捜査の手伝いをする捜査コンサルタントです。捜査に助言するだけで捜査官ではないので拳銃も持たず、犯人の逮捕はしません。パトリック・ジェーンは以前、偽霊能者としてテレビで人気を博し、対象の所作や発言などから嘘や真実を見抜く能力を持っています。しかし、TV出演の時に連続殺人鬼「レッド・ジョン」の事件に関ったため、妻と娘を「レッド・ジョン」に殺されてしまいます。その事件の後、彼はコンサルタントとして警察の捜査の手伝いをし、連続殺人鬼「レッド・ジョン」事件も追っているのです。
●サイモン・ベイカー
1969年7月30日、オーストラリアのタスマニア生まれ。「L.A.コンフィデンシャル」で映画デビュー。「サンセット・ストリップ」「レッド・プラネット」「マリー・アントワネットの首飾り」「ミッシング」「ザ・リング2」」「プラダを着た悪魔」などの作品に出演。TVでは「堕ちた弁護士〜ニック・フォーリン〜」に主演。他にもレギュラー作品はありますが、ゲスト出演はほとんどなく映画が中心のようです。「メンタリスト」ではエミー賞、ゴールデングローブ賞、全米俳優組合賞などの主演男優賞にノミネートされ、彼の代表作となりました。

ウィリアム・マードック(刑事マードックの捜査ファイル)

ウィリアム・マードック
Yannick Bisson
●キャラクター
トロント警察第4分署の刑事。ノバスコシア州出身の敬けんなカトリック教徒です。幼少時は孤児院で育ち、知的であり捜査に必要な能力である、細かいところにもよく気がつく性格です。さらに直観像記憶の能力が彼の推理を助けます。まだ時代的に捜査には利用されていない、指紋や血液など先端技術を進んで採用するので、古いタイプの上司ブラッケンリードとはよく衝突します。検死官のジュリアには捜査上でも助けられ、好意を持っていますが、お互いになかなか気持ちは伝えられていません。
●ヤニック・ビッソン
1969年5月16日、カナダ・ケベック州モントリオール生まれ。TVシリーズ「F.B.EYE!! 相棒犬リーと女性捜査官スーの感動!事件簿 」のジャック、「ハイタイド探偵事務所」のジョーイの他、「ミュータントX」「ミッシング 」など多くのTVシリーズにゲスト出演しています。

アレキサンダー・ブロンコフ警部補(刑事ブロンク)

アレキサンダー・ブロンコフ警部補
Jack Palance(1919.2.18〜2006.11.10)
●キャラクター
カリフォルニア州ジャックシティ警察(架空)の殺人課の警部補です。犯人が仕掛けた爆弾で妻が死亡、その巻き添えで一人娘は車椅子生活を余儀なくされてしまいます。友人のビート・サントーリ市長に娘の世話の合間に捜査をする特別な権限を与えられ、捜査を離れれば男手一つで娘エレンの世話にかかりきりになります。愛車は1950年代のキャデラックのレプリカ。パイプ煙草とハーモニカが大好きで、苦手なものはアレルギーのある「猫」。それでも娘のエレンが飼っている猫の世話をする父親です。
●ジャック・パランス
ペンシルベニア州出身。1940年代にはプロボクサー。第二次世界大戦中はB-24のパイロットとして従軍し大戦後にスタンフォード大学で演劇を学んでいます。映画デビューは1950年。有名な「シェーン」ではアカデミー助演男優賞にノミネート。映画俳優として「攻撃」「ロンリー・マン』「 銀の盃」「蒙古の嵐」「軽蔑」「プロフェッショナル」「ドラゴン爆破指令」「ならず者たち」「ゲバラ! 」「モンテ・ウォルッシュ」「地獄のプラトーン」「ガンマン大連合」「ホースメン」「チャトズ・ランド」「オクラホマ巨人」「バグダッド・カフェ」「シティ・スリッカーズ」などなどたくさんの作品に出演しています。映画俳優主演のTVシリーズが流行った頃に「刑事ブロンク」に主演。TV作品も数本ある出演作はあるものの基本的には映画俳優でした。2006年11月10日、87歳で老衰のためカリフォルニア州の自宅で亡くなっています。

チャールズ・エプス(NUMB3RS 天才数学者の事件ファイル)

チャールズ・エプス
David Krumholtz
●キャラクター
愛称チャーリー、南カリフォルニア工科大学の天才数学者です。 数学の論理を犯罪捜査に応用して、そこにある真実を導き出します。ただ、常に完璧さを求めるあまり、思考中は周囲が見えなくなってしまうことがあります。精神面での脆さから、エプス家の次男である彼の最大の理解者だった母の死期が近づいたときに、解ける事のない数学の難問に逃避してしまったことも。偶然手伝った連続レイプ殺人事件以降、本格的に兄に協力し始めますが、それ以前から、FBI及びNSAでコンサルタントを務めています。
●デビッド・クラムホルツ
1978年5月15日、ニューヨーク生まれ。労働者階級の貧しいユダヤ系の家庭に生まれ、母親はハンガリーからの移民です。13歳のときにオーディションに合格してブロードウェイで初舞台を踏んでいます。「ライフ with マイキー」「アダムス・ファミリー2」「サンタクローズ」「恋のからさわぎ」「リバティ・ハイツ 」「サンタクローズ・リターンズ! クリスマス危機一髪」「Ray/レイ」など多くの映画に出演。TVは「ロー&オーダー」「ER」などにゲスト出演していますが映画ほどは多くないようです。

コロンボ(刑事コロンボ)

コロンボ
Peter Falk
●キャラクター
カリフォルニア州のロサンゼルス市警察殺人課に所属する警部補。いつもよれよれの背広とレインコートを着ていて、安葉巻、櫛の通っていないボサボサの髪の毛、そして斜視が特徴です。愛車は1959年式の青のプジョー・403コンバーチブル。「黒のエチュード」で登場した犬をペットとして連れていますが名前が決まらず「ドッグ」と呼んでいます。射撃は苦手で定期的な射撃テストも理由をつけて回避、普段も拳銃を持ち歩きません。
●ピーター・フォーク
1927年9月16日、ニューヨーク州オシニング生まれ。父親はロシア系ユダヤ人、母親はポーランド=チェコ=ハンガリー系ユダヤ人。「ポケット一杯の幸福」でアカデミー助演男優賞にノミネートなどコミカルな脇役俳優として知られています。「おかしなおかしなおかしな世界」「 七人の愚連隊」「グレート・レース」「名探偵登場」など多くの映画作品に出演。単発のTV作品にも数多く出演しエミー賞にノミネートされたり『トマトの値段』では主演男優賞も授賞しています。1968年にコロンボ1作目「殺人処方箋」に出演して以降コロンボとして広く知られる事となり4回にわたりエミー賞主演男優賞を受賞したそうです。3歳の時に発症した腫瘍のため右目には義眼を入れています。

ダン・オーガスト(警部ダン・オーガスト)

ダン・オーガスト
Burt Reynolds
●キャラクター
カリフォルニア州の架空の街サンタルイザに生まれ育ち、その市警察で働く警部補です。育った街と言うこともあって事件に友人や知人が関わっているケースも多く悩みながら捜査する事件も多くあります。シリーズ以前に"House on Greenapple Road (1970)"ではクリストファー・ジョージがダン・オーガストを演じているようですが、周りのキャラや設定はほとんど一致しないのでパイロット版かどうかは不明です。
●バート・レイノルズ
1936年2 月11日、ジョージア州ワイクロス出身。バートン・レオン・レイノルズ・ジュニア(Burton Leon Reynolds Jr.)。アイルランドとチェロキー族の血を引く父とイギリス人の母を持ち、フロリダ州立大学時代はアメリカンフットボールの選手として活躍しています。1950年代にテレビの世界で俳優業をスタートし、「ガンスモーク」「夜間捜査官ホーク」「警部ダン・オーガスト」「BLストライカー」「Evening Shade」など多くのレギュラー・主演作品があります。映画デビューした1961年以降は映画俳優としての知名度が高くなっています。映画も「さすらいのガンマン」「100挺のライフル」「複数犯罪」「脱出」「シェイマス」「ロンゲスト・ヤード」「ラッキー・レディ」「トランザム7000」「グレートスタントマン」「シャーキーズ・マシーン」「トランザム7000」「キャノンボール2」「ロンゲスト・ヤード」など数多くの作品があります。

ジェスロ・ギブス(NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班)

ジェスロ・ギブス
Mark Harmon
●キャラクター
NCIS特別捜査官。海兵隊の元狙撃手(一等軍曹)で従軍経歴があります。捜査官としては一流ですが、最新機器に弱くコンピューター関係はもとより最新携帯も使いこなせません。部下には恐れられていますが、部下思いで容疑者にメンバーの安全をおびやかされ容疑者を逃したときには他の捜査の最中にも容疑者捜しの手を緩めませんでした。アビー同様、カフェイン中毒で仕事にブラックコーヒーは欠かせず、泊まりがけ捜査になると自前のコーヒーを持ち込むほどで、カフェイン中毒のアビーによく差し入れをしています。三度の結婚を経験していて結婚した相手は全員赤毛で現在も付き合っている相手がいるようですがプライベートは全くの秘密。仕事をしていないときは自宅の地下室でボート造りをしています。
●マーク・ハーモン
1951年9月2日、カリフォルニア州バーバンク生まれ。映画は「プレシディオの男たち」「君がいた夏」「ナチュラル・ボーン・キラーズ」「ワイアット・アープ」「 ラスベガスをやっつけろ」「フォーチュン・クッキー」など。TVは「フラミンゴ・ロード」「St. Elsewhere」「リーズナブル・ダウト 静かなる検事記録」「シカゴホープ」などレギュラーも多く「こちらブルームーン探偵社」「ザ・ホワイトハウス」などに出演しています。

ダン・ホンドー・ハレルソン警部補(特別狙撃隊S.W.A.T.)

ダン・ホンドー・ハレルソン警部補
Steve Forrest
●キャラクター
オリンピック警察署の警部補。新しく組織されたSWATのメンバーを自ら集め隊長を務めます。「鬼のホンドー」と呼ばれますが統率力にすぐれたリーダー。妻と二人の子供を持つ平凡で家庭的な一面もあります。
●スティーブ・フォレスト
1924年9月29日、テキサス州ハンツビル生まれ。13人兄弟の12番目で俳優のダナ・アンドリュースは実の兄です。「ヴァージニアン」「頭上の敵機」「ローハイド」「逃亡者」「ボナンザ」「ハイシャパラル」「スパイ大作戦」「鬼警部アイアンサイド」「ダラス」「刑事コロンボ」などたくさんのTVシリーズにゲスト出演。「バロン」にも主演。映画化された「SWAT」ではカメオ出演もしています。

ドギー・ハウザー(天才少年ドギー・ハウザー)

ドギー・ハウザー
Neil Patrick Harris
●キャラクター
ダグラス・ハウザー、愛称「ドギー」は父が小児科医、母はカウンセラーの天才少年医学博士。高校を9週間で終え、10歳でプリンストン大学を卒業。その後4年で医学博士となり、14歳で最年少の臨床医になっています。天才少年ですが普、親友のビニーと喧嘩したりガールフレンドとデートをする極めて普通の少年です。
●ニール・パトリック・ハリス
1973年6月15日、ニューメキシコ州アルバカーキ生まれ。映画は「スターシップ・トゥルーパーズ」「くもりときどきミートボール」など。TVは「ウィル&グレイス」「エド」「NUMB3RS 天才数学者の事件ファイル」「マッドTV!」「タイムマシーンにお願い」「セサミストリート」や「アメリカンアイドル」のゲスト審査員など。最近では「アカデミー賞」や「エミー賞」の司会などでも顔を見かけます。

カールトン・ダイヤル(シークレット・アイズ 華麗なる作戦)

カールトン・ダイヤル
Mark Frankel(1962.6.13〜1996.9.24)
●キャラクター
元英国諜報員。任務では一度の失敗もないといわれるトップエージェントです。趣味は本物の飛行機コレクション。任務中はマイクロカメラを内蔵したコンタクトレンズや隠しマイクなど最新のモニターシステムを通して、相棒のハリー・フラックが必要な情報を提供したりしてサポートます。
●マーク・フランケル
1962年6月13日ロンドン生まれ。「メグレ警視」や「ルースレンデルミステリー」などにゲスト出演していますが、黄色のハーレーダビッドソンによる事故で34歳の若さで亡くなっています。

ダン・タナー(ベガス 私立探偵ダン・タナー)

ダン・タナー
Robert Urich(1946〜2002)
●キャラクター
ギャンブルと歓楽の街ラスベガスに事務所を構える私立探偵のダン・タナー。事務所兼住居は改装した倉庫、愛車は1957年型の真っ赤なフォード・サンダーバード・カブリオレ。元ショーガールのビアトリスとアンジー、ビンザーの協力を得て捜査をします。
●ロバート・ユーリック
1946年12月19日オハイオ州トロント生まれ。映画は「ダーティハリー2」「スペース・パイレーツ」など。TVは「SWAT」ジム・ストリート役、「私立探偵スペンサー」スペンサー役 などレギュラーシリーズも多く、数々のTV作品にゲスト出演していますが、滑膜肉腫のため55歳で亡くなっています。

デイヴ・スタスキー(刑事スタスキー&ハッチ)

デイヴ・スタスキー
Paul Michael Glaser
●キャラクター
下町育ちのスタスキーは、ベトナム戦争に従軍し、その後、警察学校を経て刑事となります。ラフなスタイルでジャンクフードが好きな暴れん坊。捜査には彼の愛車フォード・グラン・トリノ「赤い稲妻」が街を走り回り、愛用のS&W M59を撃ちまくります。
●ポール・マイケル・グレイザー
1943年3月25日、マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ。ユダヤ系でポーランドとイタリアの血もひいています。ボストン大学で専攻した演劇に熱中し、卒業後ニューヨークでロック・ミュージカル「ハムレット」で舞台デビュー。TVは「刑事コジャック」「探偵キャノン」「サンフランシスコ捜査線」などにゲスト出演。「刑事スタスキー&ハッチ」のシリーズ終了後には念願の演出で「屋根の上のバイオリン弾き」や「バタフライはフリー」などを手がけています。妻のエリザベスは汚染された血液のためHIV感染、エイズ感染した娘を亡くし息子もHIV陽性。妻も1994年に亡くなっています。

ケン・ハッチンソン(刑事スタスキー&ハッチ)

ケン・ハッチンソン
David Soul
●キャラクター
ハッチは恵まれた家庭に育ち大学を出ているインテリ。結婚生活に失敗した後になぜか警官になります。健康食品を好み身だしなみにも気を遣うおしゃれな刑事。愛銃はコルトパイソン357。
●デビッド・ソウル
1943年8月28日、イリノイ州シカゴ生まれ。父親が国防省に関係する神学者だったため世界各地を転々として育ちました。大学に入ると大好きな音楽に没頭してフォーク・グループを結成。プロの歌手としてデビューしますが成功せず、俳優に転向します。そしてまもなくTVシリーズ「略奪された100人の花嫁」にレギュラー出演。映画は「ジョニーは戦場へ行った」「ダーティハリー2」など。「刑事スタスキー&ハッチ」で人気者になったことで発売した曲「やすらぎの季節」も大ヒット。「マイアミ・バイス」などの演出も手掛けています。

アレックス・マンディ(プロ・スパイ)

アレックス・マンディ
Robert Wagner
●キャラクター
独自のスタイルと才能で華麗に盗みをする泥棒。ただ一度のミスで捕まり、サンジョバル刑務所で服役していましたが、アメリカ政府の諜報機関SIAがとある任務で仮釈放と監視付きの生活と引き換えにスパイとして盗みをするよう持ちかけられます。自由な暮らしを得られるならと条件に乗り、SIAノア・ベイン部長指令を受けスパイ活動をすることになるのです。
●ロバート・ワグナー
1930年2月10日、ミシガン州デトロイト生まれ。映画俳優として「史上最大の作戦 」「動く標的」「タワーリング・インフェルノ」「ピンクの豹」「ミッドウェイ」「オースティン・パワーズ:デラックス」など多くの作品に出演。TVシリーズでも「スパイのライセンス」を初めとして「華麗な探偵ピート&マック」「探偵ハート&ハート」など多くのヒットシリーズで主演しています。

チップ・サンダース軍曹(コンバット)

サンダース軍曹
Vic Morrow(1929.2.14〜1982.7.23)
●キャラクター
ノルマンディ上陸後の兵士たちを描く「コンバット!」。アメリカ陸軍361歩兵連隊歩兵K(キング)中隊の第2小隊の分隊を率いる軍曹です。迷彩柄のヘルメットとトンプソンがトレードマーク。彼らの無線交信は「チェックメイトキング2、こちらホワイトルーク」と言った風にチェス用語が使われています。
●ヴィック・モロー
ヴィック・モローは数本の映画に出ていますが、サンダース軍曹役がやはり一番記憶に残っています。「トラックダウン」「裸の町」「ライフルマン」「ボナンザ」「ダンオーガスト」「警部マクロード」「鬼警部アイアンサイド」など多くのシリーズ作品にゲスト出演。数多くの映画に出ていましたが、映画「トワライトゾーン」(1983年)撮影中に亡くなりました。
●エピソード
吹き替えの田中信夫さんはまさにはまり役。ヴィック・モローの右手人差し指は生まれつき奇形だったということで、映像では絶対に見せてないそうです。なのでトンプソンの引き金を引くのに彼は右手の中指を使っているそうです。

マグナム(探偵マグナム)

マグナム
Tom Selleck
●キャラクター
元アメリカ海軍の情報将校で私立探偵。大富豪の作家ロビン・マスターズにオアフ島の邸宅のセキュリティ担当として雇われています。彼が乗り回すのはマスターズ所有の真っ赤なフェラーリ308GTS。原題のマグナムPI(private investigator)は私立探偵のことです。
●トム・セレック
1945年1月29日、ミシガン州デトロイト生まれ。南カリフォルニア大学時代からモデルとして活動しながらバスケットボールプレイヤーとして活躍していました。インディ・ジョーンズは、当初スティーブン・スピルバーグの構想ではトム・セレックだったようですが、オファーのタイミングですでに「私立探偵マグナム」の撮影があったため、やむなく断念しているということです。映画は「未来警察」「スリーメン&ベビー」などに主演。TVは「対決ランサー牧場」「FBI」「マーカスウェルビー」「マニックス」「探偵ロックフォード」などにゲスト出演、ミニシリーズ「警察署長 ジェッシィ・ストーン」などの主演作品もあります。

加藤(グリーンホーネット)

加藤
Bruce Lee(1940.11.27〜1973.7.20)
●キャラクター
夜になるとコートと帽子に緑のマスクで正体を隠したグリーン・ホーネットとなって活躍する、デイリーセンチネル新聞社の若き社長ブリット・リード。彼の執事でリードがグリーン・ホーネットとなる時はブラック・ビューティーを運転し、彼をサポートする空手の達人です。
●ブルース・リー
1940年11月27日、サンフランシスコ生まれ。世界各国で大ヒットした「燃えよドラゴン」が1973年に公開された時には、すでにこの世の人ではありませんでした。截拳道(ジークンドー)を創始した彼は「グリーン・ホーネット」シリーズにレギュラー出演、「アイアンサイド」「ブロンディ」「略奪された100人の花嫁」などにゲスト出演。「ロングストリート」ではジークンドーも披露しています。

サム・マクロード(警部マクロード)

サム・マクロード
Dennis Weaver(1924.6.4〜 2006.2.24)
●キャラクター
ニューメキシコ州タオスからニューヨーク市警に研修に来た保安官補。カウボーイハットとシープスキンのジャケット姿で、大都会で騒動を引き起こしながらも事件を解決していきます。研修に来ていただけのはずの彼もなぜか足かけ7年もニューヨークに滞在することに。
●デニス・ウィーバー
1924年6月4日、ミズーリ州ジョプリン生まれ。幼い頃から俳優を志し、オクラホマ大学で演劇を学びます。ブロードウェイでトルコ人漁師役を演じ、俳優になる意志を固めた彼は、アクターズ・スタジオで演劇を学びます。TVシリーズでは『ガンスモーク』でのチェスター・グード役で1959年にはエミー賞最優秀助演男優賞を受賞。他にも「Dr.キルデア」「コンバット」「ヴァージニアン」などにゲスト出演。スティーブン・スピルバーグのTV作品「激突!」にも主演しています。

ジャン=リュック・ピカード(新スタートレック)

ジャン=リュック・ピカード
Patrick Stewart
●キャラクター
フランス出身の地球人で、惑星連邦の宇宙艦隊大佐。アカデミー時代にノーシカン人との私闘で心臓を刃物で貫かれ、人工心臓を移植されています。U.S.S.スターゲイザーで副長を務め艦長の殉職を機に後継の艦長に就任。その後フェレンギ人との交戦で艦は大破、ビバリーの夫でもあり副長だったジャック・クラッシャーを失い、その後エンタープライズDの艦長に就任。宇宙考古学・哲学・歴史・芸術などにも精通し、アールグレイティーを好んで飲みます。ホロデッキでは架空の探偵ディクソン・ヒル役を楽しみ、シェークスピア劇を演じたりもしています。
●パトリック・スチュワート
1940年7月13日生まれ、ヨークシャー州出身。イギリスの名門シェークスピア劇団『ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー』にて主演俳優を歴任。映画は「 デューン/砂の惑星」「 スペースバンパイア」「テロリスト・ゲーム」「ジェネレーションズ」「ファースト・コンタクト」「陰謀のセオリー」「スタートレック/叛乱」「X-メン」「ネメシス」「X-MEN2」「X-MEN ファイナルディシジョンなど多くの作品に出演しています。

グレッグ船長(ミセスと幽霊)

グレッグ船長
Edward Mulhare(1923〜1997)
●キャラクター
ニューイングランド、メイン州のスクーナー湾を望む岬に建つ、通称「かもめ館」のかつての持主である頑固一徹のグレッグ船長。幽霊となった今でも「かもめ館」に住みつき、来るものを脅かし追い返していました。ところが、引っ越して来た未亡人も子供たちもハウスキーパーさえも一家の者は誰も彼を怖がりません。なんとか追い返そうと、出て行けというものの未亡人は「行くところがない」と答え、仕方なく共同生活をはじめますが次第に仲良くなり気を許すようになります。
●エドワード・マルヘア
1923年4月8日アイルランド生まれ。「アウター・リミッツ」「ミスターノバック」「頭上の敵機」「探偵キャノン」「刑事ハンター」などのTVシリーズにゲスト出演。こちらでは「ナイトライダー」のデボンがよく知られています。「ミセスと幽霊」では映画でレックス・ハリスンが演じたグレッグ船長役を引き継いでいますが、それ以前には舞台で「マイフェアレディ」のヒギンズ教授役をレックス・ハリスンから引き継いでいる、とか。1997年5月24日に肺ガンで亡くなっていますが、彼の最後のTV出演作品は「ベイウォッチ・ナイト」で、ハッセルホフとの共演だったそうです。

フラッシュ(超音速ヒーロー ザ・フラッシュ)

フラッシュ
John Wesley Shipp
●キャラクター
バーソロミュー(バリー)・ヘンリー・アレン。彼は警察の化学班で働いていますが、落雷に打たれフラッシュの能力を持つ事になります。超高速の能力を持ったバリーは、コミックで憧れていたヒーロー「フラッシュ」 にちなんで自らフラッシュを名乗り正義のために戦う事になります。ジャスティス・リーグ(JLA)創立メンバーの一人(もちろんコミックスでの話ですが)。
●ジョン・ウェズリー・シップ
1955年1月22日、ヴァージニア州ノーフォーク生まれ。映画は「ネバーエンディング・ストーリー第2章」「ロードストーカー」など。TVシリーズでは「ファンタジーアイランド」「サンタバーバラ」「NYPDブルー」「ドーソンズクリーク」「JAG」「CSI:NY」「クローザー」などの作品にゲスト出演しています。

ジョン・スミス大佐(特攻野郎Aチーム)

ジョン・スミス大佐
George Peppard(1928.10.1 〜1994.5.8)
●キャラクター
通称ハンニバル。Aチームのリーダーでベトナム時代からチームを率いています。普段は怪獣の着ぐるみなど俳優業を生業としている変装名人です。依頼人が罠ではないか、信頼できるかを確認する目的で変装したハンニバルが窓口となります。得意な作戦は奇襲戦、チームでは作戦立案と指示を担当、結果的には作戦通りに進まず成り行き任せになってしまいます。
●ジョージ・ペパード
デトロイト出身の映画俳優です。「 ティファニーで朝食を」「西部開拓史」「大いなる野望」「クロスボー作戦」「ブルー・マックス」「 トブルク戦線」「ジェリコ」「野良犬の罠」「ペンダラム」などたくさんの映画作品に出演。TVシリーズも『Aチーム」のほかに「バナチェク」シリーズに主演しています。

ラルフ・ヒンクリー(アメリカン・ヒーロー)

ラルフ・ヒンクリー
William Katt
●キャラクター
妻とは離婚訴訟中で、一人息子の親権を争っている最中の平凡な高校教師。偶然遭遇したUFOから与えられたスーパースーツでヒーローになりますが、手渡されたスーツの取扱説明書をなくしてしまい、スーツの持つ能力を使いこなせずすべて手探りで事件の渦中に飛び込んでいきます。
●ウィリアム・カット
1951年2月16日、ロサンゼルス生まれ。俳優のビル・ウィリアムズと女優バーバラ・ヘイルを両親に持ち、作曲家を志して大学では作曲科を専攻しましたが、劇場の照明係のアルバイト中に舞台に上げられ演劇の世界にはいることになります。劇団で下積み生活の後TVに出演。1971年に映画デビュー、1976年の「キャリー」に出演。他にも「ファースト・ラブ」「ビッグ・ウェンズデー」「新・明日に向って撃て!」等の映画に出演しています。「アメリカン・ヒーロー」出演後はTVを中心に活躍。「ヴァイパー」「レンジャーウォーカー」「アンドロメダ」「ヒーローズ」など多くのシリーズにゲスト出演しています。「新・弁護士ペリー・メイスン」シリーズではポール・ドレイクJr.として母バーバラ・ヘイルと共演も果たしています。

コーデル・ウォーカー(炎のテキサスレンジャー)

コーデル・ウォーカー
Chuck Norris
●キャラクター
コーデル・ウォーカーはテキサス州のみが持つ独自の警官隊「テキサス・レンジャー」に属するベテラン隊員。ウォーカーはネイティブ・アメリカンの血を引くマーシャルアーツの達人で腕っぷしは強く、組織や法律の枠を飛び越えて独自の捜査方法で悪党たちをを叩きのめします。
●チャック・ノリス
1940年3月10日生まれ。オクラホマ州出身、本名はカルロス・レイ・ノリスJr.、元空手ミドル級チャンピオンです。友人だったスティーブ・マックイーンの勧めでリー・ストラスバーグの演技指導を受け、俳優の道を進みます。『サイレンサー 破壊部隊』のちょい役で映画デビュー、1972年にブルース・リー主演の『ドラゴンへの道』で悪役として登場し広く知られるようになりました。映画はB級ともいえる『チャック・ノリスin地獄の刑事』『チャック・ノリスのブレイカー・ブレイカー』(1977年)や『香港コネクション』『チャック・ノリスの地獄の復讐』『テキサスSWAT』『地獄のヒーロー』『地獄のコマンド』『デルタ・フォース』など自身も制作に関わるアクション作品に多く出演。製作総指揮も務める「炎のテキサスレンジャー」がヒットしたことでこの作品1本に専念。映画時代からのスタッフや弟子とともにTVの枠を超えたスケールの大きなアクション・ドラマとして大成功を収めました。

エイドリアン・モンク(名探偵モンク)

エイドリアン・モンク(角野卓造)
Tony Shalhoub
●キャラクター
彼はサンフランシスコ市警に刑事として勤めていましたが、ある日、妻のトゥルーディを自動車爆弾によって何者かに殺されてしまいます。犯人を捕らえられなかったモンクは警察を休職、自宅に3年間閉じこもります。元々の神経症を煩っていたモンクは妻の事件でさらに閉じこもる生活をしていましたが、看護師のシャローナのおかげで回復。復職を希望しますが神経症のせいで刑事は無理と判断されます。ただ市長の命を助けたことで犯罪コンサルタントとして警察から協力を求められる探偵として事件の謎を鮮やかに解くのです。
●トニー・シャルーブ
1953年10月9日生まれ、ウィスコンシン州グリーンベイ出身。レバノン系の俳優。イェール大学で演技を学び、1985年にブロードウェイ・デビューします。『名探偵モンク』では製作や脚本も手がけ、エミー賞などを受賞。「 アダムス・ファミリー2」「 メン・イン・ブラック」「マーシャル・ロー」「ギャラクシー・クエスト」「スパイキッズ」「メン・イン・ブラック2」「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」など多くの映画に出演しています。

ジョン・スティード(おしゃれ(秘)探偵)

ジョン・スティード
Patrick Macnee
●キャラクター
元諜報員の英国紳士。山高帽にこうもり傘スタイルといういでたちでレザータイツにブーツ姿の美女の助手を従えて奇怪な事件を捜査します。シーズンごとにパートナーの交代があり指令のシステムなどが変わりますが、よく知られている話では「マザー」から指令を受けているようです。吹き替えは中村正さん、パトニック・マクニーの風貌とあわせて英国紳士の雰囲気を醸し出していました。
●パトリック・マクニー
1922年2月6日、イギリス・ロンドン生まれ。映画は「007/美しき獲物たち」「アベンジャーズ」など。「刑事コロンボ」「ギャラクティカ」「ヴァージニアン」「ナイトギャラリー」「マグナム」「ジェシカおばさんの事件簿」など多数のTVシリーズにゲスト出演しています。

エド・ストレイカー(謎の円盤UFO)

エド・ストレイカー
Ed Bishop(1932〜2005)
●キャラクター
地球防衛組織シャドーの総司令官。70年代にアメリカ合衆国空軍の大佐として各地で続発するUFO事件の調査を進めていたストレイカー大佐は、UFOによる地球侵略計画の確証をつかみ、各国の協力のもとUFOに対抗する組織SHADOを結成します。ただし、一般市民の不安をあおらないよう組織の計画は秘密裏に進められ、表面上は「ハリントン=ストレイカー映画会社」として、ストレイカー自身も軍を退役し専務として勤務。冷静、沈着な総司令官としてSHADOを指揮します。
●エド・ビショップ
1932年6月11日、ニューヨークのブルックリンで銀行家の家に生まれます。幼い頃から役者に憧れ1956年に兵役を終えるとボストン大学に入学、演劇を専攻します。卒業後はイギリスに渡りロンドンアカデミーで演劇の勉強を続けます。英国で舞台デビューし、帰国時にはブロードウェイの舞台にも立ちます。映画出演は「戦う翼」の端役「2001年宇宙の旅」「007ダイヤモンドは永遠に」など、TVシリーズ「バロン」「銀髪の狼」「セイント」「プロテクター電光石火」「ハイランダー」などにゲスト出演。2005年6月8日に亡くなっています。

クラーク・ケント(ヤング・スーパーマン)

クラーク・ケント
Tom Welling
●キャラクター
クラーク・ケントは、知らない人はいないスーパーヒーロー「スーパーマン」の地球での名前です。眼鏡をかけるだけで誰にもスーパーマンとは気づかれない存在。1969年のカンザス州スモールビルでの隕石落下事件の時に隕石と共に地球に落下した宇宙船で地球に到着しました。その現場で赤ん坊であるスーパーマンを見つけたのがケント夫妻。ということでクラーク・ケントの名を付けられ、彼らの子供として育てられることになるのです。「ヤング・スーパーマン」でのクラーク・ケントは自分の能力に怯えながら、その意味を捜す青年。父親には周りに気づかれないように能力を使わず生活するよう約束させられます。そのため、学校ではいじめられっ子のような状況になりつつも、隕石がらみで起きる不可解な事件で、恋心を寄せるラナが危険に会うようなときには能力を最大限に活かして助けるのです。
●トム・ウェリング
1977年4月26日、ニューヨーク州ニューヨーク出身 。1997年、世界的に有名な写真家ブルース・ウェバーに見いだされモデルとしてマンハッタンで仕事をします。その後「ヤング・スーパーマン」の主役に抜擢されることに。まだ出演作品は少なく、映画は「フォッグ」など。

ドクター・キルデア(ドクター・キルデア)

ドクター・キルデア
George Richard Chamberlain
●キャラクター
作家であり脚本家マックス・ブランドの小説「ドクター・キルデア」のTVドラマシリーズ。田舎の医者の息子として地方の医科大学を卒業したキルデアは、大都会ニューヨークにあるブレア家が経営する私立のブレア総合病院で働く、若きインターンです。彼は一人前の医師になるため、院長のドクター・ギレスビーや先輩レジデントに見守られ、様々な患者と出会い成長していくのです。
●リチャード・チェンバレン
1934年3月31日生まれ、ビバリーヒルズ出身。キルデア以降はイメージを脱するためイギリスに渡り、初のシェークスピア劇などに挑戦。TVではミニシリーズ「将軍」に主演、映画は「キング・ソロモンの秘宝」シリーズや「タワーリング・インフェルノ」などがあります。

ペリー・メイスン(ペリー・メイスン)

ペリー・メイスン
Raymond Burr(1917.5.21〜1993.9.12)
●キャラクター
E.S.ガードナー創作による刑事弁護士。ロサンゼルスに事務所を構える決断力と行動力にあふれた刑事弁護士のペリー・メイスンは秘書のデラ・ストリート、有能な私立探偵ポール・ドレイクの協力を得て依頼人の無実を証明するため知力を巡らします。行動派の弁護士として自ら事件の渦中に飛び込み、事件の裏にある真実を突き止めます。法廷ではメイスンの巧みな法廷戦術で予想もしなかった真犯人が暴かれます。無実の依頼人を助けるために、時には法を犯すぎりぎりの手を使うこともあり、周囲をはらはらさせます。
●レイモンド・バー
カナダのブリティッシュ・コロンビア州ニュー・ウェストミンスターで生まれ。映画では悪役のイメージが強くヒッチコックの「裏窓」などに出演。日本のオリジナルを再編集した米国版の「ゴジラ」にも出演しています。その彼がTVヒーローとしての代表作となったのがペリーメイスンシリーズ。その後にも「鬼警部アイアンサイド」や「特報記者キングストン」と主役シリーズを持ち、1985年には「新ペリーメイスン」としてペリーメイスンを再演しましたが、シリーズ途中で亡くなりました。

フォンジー(ハッピーデイズ)

アーサー・ホンバート・フォンザレリ
Henry Winkler
●キャラクター
リッチーの友人で、リーゼントとレザージャケットがトレードマークの不良です。高校を中退して自動車整備士として働く彼は、リッチーたちより年上。ハーレーやトライアンフなどバイクを乗り回し、自由気ままに生きているようにみえます。
●ヘンリー・ウィンクラー
1945年10月30日、ニューヨーク生まれ。フォンジー役では主役のリッチーよりも人気があったキャラクターです。映画では「幸福の旅路」「スクルーム」などがありますが、俳優としてよりも「マクガイバー」シリーズの製作者としてよく知られています。

ミスター・スポック(宇宙大作戦)

ミスター・スポック
Leonard Nimoy
●キャラクター
宇宙船エンタープライズ号の副長兼科学主任。2230年、外交官でバルカン人の父サレクと科学者で地球人の母のアマンダ・グレイソンとの間に生まれます。幼少時はバルカン星でバルカン人として育ち、感情を抑えることや論理を優先する考え方など、一見バルカン人そのものの生き方を身に付けています。しかし、その内面にはハーフであることへのコンプレックスを持ち、意図的に地球人的な思考を否定する傾向が見られます。エンタープライズに配属されたのはカークより早く、その時の艦長はクリストファー・パイク。カークやDr.マッコイたちに対して彼なりに友情を抱いているものの、基本的に地球人の感情に基づく言動を否定。「それは非論理的です」「長寿と繁栄を」など、バルカンらしさを表現する決まり文句、動作がストーリー内で印象的に使われます。
●レナード・ニモイ
1931年3月26日、マサチューセッツ州ボストン、ユダヤ系ロシア移民の家庭に生まれました。ボストンカレッジを中退してカリフォルニアへ移り、役者として生活するようになります。映画デビューは『キッド・モンク・バローニ』。スタートレックの映画シリーズや数本の映画作品に出演、TVシリーズも「ボナンザ」「ローハイド」「ララミー牧場」「コンバット」「刑事コロンボ」「アウターリミッツ」などに多数のシリーズ作品にゲスト出演。「スパイ大作戦」ではマーチン・ランドー降板後の変装名人パリスとしてレギュラー出演しています。ミスター・スポックの当初候補がマーチン・ランドーだったこともよく知られた話です。まもなく公開の映画「スター・トレック」でもミスター・スポックとして登場するようです。

ジェス・ハーパー(ララミー牧場)

ジェス・ハーパー
Robert Fuller
●キャラクター
南北戦争が終焉を迎えた1860年代後半、スリムとアンディの兄弟で牧場と駅馬車中継所を営むワイオミング州ララミー市郊外のシャーマン牧場にやってきた一匹狼のガンマンです。牧場を襲った悪党をみごとなガンさばきで倒し、ジェス・ハーパーは牧場の一員として受け入れられます。ジェスも父を殺され放浪の旅に出た孤独な男。彼は牧場の仲間となり、大陸横断郵便の要である駅馬車中継所で起きる様々な事件に立ち向かっていきます。
●ロバート・フラー
本国ではそれほど評価されていない作品でしたが、日本での最高視聴率は43.7%(1961.2.23)を記録する大ヒット作品に。その人気から 1961年4月17日に来日、10万人のファンが殺到したそうです。「ワゴントレイン」「スパイ大作戦」「ダンオーガスト」などのTVシリーズにゲスト出演。「エマージェンシー」でもレギュラー出演しています。映画では「続・荒野の七人」に出演。2004年に俳優を引退し、その後はテキサス州で家族と牧場を経営している、ということで2001年の「炎のテキサス・レンジャー」のゲスト出演が俳優として最後の作品のようです。

ジョン・マネリング(ザ・バロン)

ジョン・マネリング
Steve Forrest
●キャラクター
ジョン・マネリングは「バロン(男爵)」の別名を持つ国際的な諜報員。表の顔は美術骨董品商としてロンドン・パリ・ワシントンD.C.の三大都市でアンティーク・ショップを経営しています。アメリカのテキサスに生まれ、家族の経営していた大農場で育ちましたが、現在はイギリスの上流階級を顧客に持つ実業家として成功しています。彼は美術品を探して世界中を巡るかたわら、任務として国際的な陰謀や事件の解決に立ち向かって行くのです。
●スティーヴ・フォレスト
本名はWilliam Forrest Andrews、 1924年9月29日生まれ。映画俳優ダナ・アンドリュースの弟です。バロン以外にTVシリーズ「特別狙撃隊S.W.A.T.」のホンドー隊長役も有名。映画の「S.W.A.T.」にはカメオ出演もしています。映画では「史上最大の作戦」「ノース・ダラス40」「愛と憎しみの伝説」など。「ボナンザ」「アイアンサイド」「FBI」などTVシリーズのゲスト出演も多数あります。

インディ・ジョーンズ(インディ・ジョーンズ 若き日の大冒険)

インディ・ジョーンズ
Sean Patrick Flanery
●キャラクター
1899年7月1日、ニュージャージー州プリンストンでのヘンリー・ジョーンズの長男として生まれます。本名はヘンリー・ウォルトン・ジョーンズ・ジュニア、インディアナの愛称で呼ばれ、略してインディ。8歳の時、父が世界各地の大学で講演するため2年間に渡り世界各地を訪れます。エジプトでは、父の友人であるT.E.ロレンスから考古学の手ほどきを受けます。13歳の時ユタ州の岩山で盗掘団と対決。その時に盗掘団のリーダーに度胸を認められ、彼のフェドーラ帽をもらいます。この事件の後「フェドーラ帽」「牛追い鞭」「蛇嫌い」という彼のトレードマークとも言うべきスタイルが確立。1920年にシカゴ大学を卒業、ソルボンヌ大学の大学院に進学。その後、大学教授となり、教鞭をとる傍ら、世界各地を冒険することに。TVシリーズではメキシコ革命や第一次世界大戦に巻き込まれる青年時代が描かれます。
●ショーン・パトリック・フラナリー
ルイジアナ州レイク・チャールズ出身、テキサス州ヒューストンで育ちのアイルランド系アメリカ人。1988年から『処刑人』『ボディ・ショット』『D-Tox』など多数の映画に出演。ブラジリアン柔術、空手で黒帯と、格闘好き。「デッド・ゾーン」でのスティルソン役などTVシリーズのゲスト出演もあります。

エリオット・ネス(アンタッチャブル)

エリオット・ネス
Robert Stack
●キャラクター
TVシリーズは新聞記者のオスカー・フレイリーが、エリオット・ネスの記憶と記録をもとにして書いた実話「アンタッチャブル」のドラマ化です。エリオット・ネスは禁酒法が施行されていた1920年代のシカゴで決して買収されることがなかったため「アンタッチャブル」と呼ばれた財務局所属の特別捜査官です。暗黒の帝王アル・カポネの犯罪組織に戦いを挑む彼らが、ギャング相手にトミーガンで対抗する銃撃シーンの暴力描写が話題を呼びました。
●ロバート・スタック(1919.1.13〜2003.5.14 )
父親が外交官であっため少年期をフランス、イギリスで過ごしています。帰国後、サウス・カリフォルニア大学を卒業し、1939年の「銀の靴」で映画デビュー。第二次大戦中は海軍に入隊。1956年「風と共に散る」でアカデミー助演男優賞にノミネートされています。エミー賞を受賞している「アンタッチャブル」のエリオット・ネス役が一番知られています。他のTVシリーズは「ネーム・オブ・ザ・ゲーム」「ロス警察特捜隊」など他にも数多くゲスト出演をしています。

サム・ベケット博士(タイムマシーンにお願い)

サム・ベケット
Scott Bakula
●キャラクター
6つの博士号を持つ科学者の彼は、極秘プロジェクト「クァンタムリープ」を開発し完成させますが、実験中に過去に飛ばされてしまい部分的に記憶を失います。予測なく飛ばされる過去の時間でタイムスリップ先の人物の意識とすりかわり、様々なトラブルやアクシデントに見まわれることに。意識はサムのままですが、その時間軸ではタイムスリップ先の人物として生き、解決をしなければ次にリープできません。ということでホログラムのサムとコンピュータのジギーの助けを借りてトラブルを回避するのです。
●スコット・バクラ
1954年10月9日、ミズーリ州セントルイスに生まれ。カンザス大学で演劇の道へ。その後、ブロードウェイの『ジョセフ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』、『屋根の上のバイオリン弾き』などに出演しています。1988年にはブロードウェイミュージカル『ロマンス,ロマンス』でトニー賞にノミネート。「タイムマシーンにお願い」ではゴールデングローブ賞を受賞、エミー賞の最優秀賞候補に4回ノミネートされています。「STエンタープライズ」ではジョナサン・アーチャー船長を演じるなどよく知られた主演作品があります。他に映画作品も多く1999年にアカデミー賞受賞作品「アメリカン・ビューティー」にも出演。面白いところではリメイク版「インベーダー」(1995)、映画版のオリジナルTVシリーズ「Mr. & Mrs. Smith」(1996)という作品もあります。

スティーブ・オースティン(600万ドルの男)

スティーブ・オースティン
Lee Majors
●キャラクター
スティーブ・オースティン大佐は元NASAの宇宙飛行士でしたが、スペースシャトルの基礎となったリフティングボディの滑空テスト中に瀕死の事故にあいます。命は取り留めたものの左目失明、右腕・両足不随となる重傷を負います。そこで、NASAのメディカルスタッフによって失われた人体を補完強化する改造手術を受けてサイボーグとなり、その強化された力で政府の秘密情報機関OSI(Office of Scientific Intelligence)のエージェントとして活躍することになるのです。この改造手術の費用が600万ドル、つまり「600万ドルで改造されたサイボーグ」、それがスティーブ・オースティンです。
●リー・メジャース
幼い頃に両親が亡くし伯父や伯母の下で育てられます。中学の頃からスポーツ選手として活躍し、カレッジ卒業時にはセントルイス・カージナルスからの誘いもあったようですが、俳優になる夢を追い64年にLAへ移住。エージェントの目に止まりMGMの演技コーチに指導を受け、 65年スタートのTVシリーズ「バークレー牧場」でデビューします。その後74年スタートのTVシリーズ「600万ドルの男」が大ヒット。その後も「俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ」などに出演。73年にはファラ・フォーセットと結婚しましたが9年後に2度目の離婚。88年には元プレイメイトと再婚し3人の子供に恵まれましたたがこちらもまた離婚に至っています。

サイモン・テンプラー(セイント)

サイモン・テンプラー
Roger George Moore
●キャラクター
レスリー・チャータリスによる「セイント」シリーズの主人公。違法な手段で犯罪者と闘い続ける現代のロビン・フッド、いわゆる義賊、です。犯罪現場に頭の上に後光をもった人間の線画を残していくので犯罪者からは「セイント」と呼ばれて恐れられています。小説上の表記によると、31歳、身長6フィート2インチ(188センチ)、体重 175ポンド(80キロ)。黒髪に眼は藍色、左肩上に貫通銃創、右の二の腕に8インチ(20センチ)の、弁舌さわやかで大胆不敵。いつも完璧な服装で、食通、拳銃を常に携帯し、ナイフ投げの名手とあります。
●ロジャー・ムーア
1962年に主演した「セイント 天国野郎」のヒットでスタートしての評価を得ます。他のTVシリーズでは「アイバンホー」「マーヴェリック」「ダンディ2 華麗な冒険」などに主演。映画では007シリーズの7作品でジェームズ・ボンドを演じています。007シリーズの原作者イアン・フレミングはボンド役にムーアを推薦。ムーアは「セイント」に出演のため参加できず、改めての誘いに「007 死ぬのは奴らだ」でやっとムーアがボンドになったそうです。

シャーロック・ホームズ(シャーロック・ホームズの冒険)

シャーロック・ホームズ
Jeremy Brett
●キャラクター
アーサー・コナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズ」の主人公。ロンドンのベーカー街221Bにあるハドスン夫人所有のアパートに住み、パートナーのジョン・H・ワトスン医師と共同生活をしています。世界で最も知られている名探偵です。「緋色の研究」には、体格は痩身で身長は少なくとも6フィート(180センチメートル)以上、鷲鼻で角張った顎が目立つ、とあります。性格は極めて冷静沈着、行動力に富み、現場では地面を這ってでも事件の一端を逃すまいと証拠を探します。彼の兄、マイクロフト・ホームズはシャーロックよりも鋭敏な頭脳を持っていますが捜査に興味がないので探偵にはならなかった、ということです。ヴァイオリンの演奏にも長け、ボクシングはプロ級の腕前、化学実験が趣味でヘビースモーカー。さらに、コカインやモルヒネにも手を出していましたが、ワトソンが何年もかけて止めさせています。
●ジェレミー・ブレット
舞台出演が多く舞台でジョン・H・ワトスン(1980年)を演じたことがあります(ホームズ役はチャールトン・ヘストン)。ジェームズ・ボンド役の候補にあがったこともあるようですが演じたことはありません。映画作品は「マイ・フェア・レディ」が有名。「バロン」「電撃スパイ作戦」「プロテクター電光石火」など多くのTV作品にゲスト出演しています。
●エピソード
ホームズといえば精悍で痩せていますだが、シリーズ後半には心臓の薬のために体重が増え、彼はそのことを大変気にしていたようです。残念なことにホームズの全エピソードを完成することなく1995年に心臓発作で亡くなりました。

エルキュール・ポワロ(名探偵ポワロ)

エルキュール・ポワロ
David Suchet
●キャラクター
アガサ・クリスティ創作、ベルギー出身の名探偵です。名前のエルキュール Herculeは、ギリシア神話の英雄ヘラクレスのフランス語読み。ベルギーで警察官として署長まで出世した後、退職。第一次世界大戦中にドイツ軍の侵攻によりイギリスに亡命、イギリスのある富豪夫人の援助を受けていました。そこで、ベルギーでの友人のアーサー・ヘイスティングズ大尉と再会し、殺人事件を解決します。その後、イギリスでヘイスティングズ大尉と同居し、探偵として、数多くの難亊件を解決します。緑の眼に卵型の頭、黒髪で、大きな口髭をたくわえ、自らを世界最高の探偵であるとする自信家です。その原作に最も近いポワロと言われのがデヴィッド・スーシェのポワロ。スーシェは原作を徹底的に研究し、原作ファンにも愛されるポワロ像を生み出しました。現在ではスーシェ演じるポワロが一般的なポワロ像になっているほどです。
●デビッド・スーシェ
ロンドンの音楽演劇学校で学び、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに参加。『オセロ』や『テンペスト』、『ロミオとジュリエット』などに特に悪役として出演しています。「プロテクター電光石火」「C15」など英国作品のゲスト出演や、映画「ダイヤルM」「アイアン・イーグル」などに出演しています。
●エピソード
映画や舞台、他の作品では悪役の多いスーシェも、ポワロのイメージが定着したこともあってか、最近は暴力的な役は断っているようです。

ナンバー・シックス(プリズナーNo.6)

ナンバー・シックス
Patrick McGoohan
(1928〜2009.1.13)
●キャラクター
英国情報部を辞職した元諜報員。愛車のロータス・セブンで自宅に帰った彼は催眠ガスで眠らされ、見知らぬ村に拉致されてしまいます。彼から情報を引き出そうとする村のリーダーNo.2との知能戦を繰り広げなんとかその村を脱出しようとするのですが。Pマクグーハンは以前に英国諜報員「ジョン・ドレイク」を演じており、名前を持たず番号で呼ばれる主人公は、ひょっとするとJドレイクではないかといわれています。
●パトリック・マクグーハン
30分の「秘密指令」、60分の「秘密諜報員ジョン・ドレイク」でジョン・ドレイクを演じ、「プリズナーNo.6」では主演、製作、監督、脚本をこなしています。「刑事コロンボ」シリーズにも数本ゲスト出演し、監督・脚本での参加もしています。映画は「北極の基地 潜航大作戦」、「大陸横断超特急」、「アルカトラズからの脱出」があります。
●エピソード
引退しロサンゼルスで家族と暮らしていましたが、2009年1月13日入院先のサンタモニカの病院で病死しました。病名は公表されていないようです。

スペンサー(私立探偵スペンサー)

スペンサー
Robert Urich
(1946〜2002)
●キャラクター
アメリカのハードボイルド作家ロバート・B・パーカー創作のボストンを舞台に活躍する私立探偵。1937年生まれ、6フィート1インチ、200ポンド、上司と喧嘩して検事局を辞め私立探偵となる。趣味は 読書、彫刻、ジャズ、女優のピンナップ収集、料理、ジョギング。チーズバーガー、ステーキ&ポテト、ビール、葉巻などを好む…というのが小説での設定らしいです。
●ロバート・ユーリック
映画では「ダーティハリー2」、TVでは「ヴェガス」「SWAT」などレギュラーシリーズも多く、数々のTV作品にゲスト出演していますが、滑膜肉腫のため55歳で亡くなりました。
●エピソード
1966年頃、癌が見つかり、彼の奥さんヘザー・メンジスとともにフロリダ州立大学で癌の研究と教育に専念。ミシガン大学では、ヘザーとロバート・ユーリック肉腫研究基金を設立したそうです。

スティーブ・マクギャレット(ハワイ5-O)

スティーブ・ギャレット
Jack Lord
(1920〜1998)
●キャラクター
元海兵隊所属で朝鮮戦争の参加経験のあるスティーブ・マクギャレット。彼がリーダーのハワイ州知事直属の特別捜査班がハワイ5-Oです。本部はホノルルのダウンタウンにあるハワイ州庁舎、ハワイ州内のさまざまな犯罪事件の捜査を行います。
●ジャック・ロード
数々のTVゲストや映画作品に出演しているジャック・ロード。映画では007「ドクター・ノオ」でのフェリックス・ライターが知られています。12シーズン281本のハワイ5-Oシリーズは彼のライフワークになったようでジャック・ロードは、シリーズ終了後もホノルルに在住し、1998年に同地で死去しています。
●エピソード
芸術家でもある彼の作品はメトロポリタン美術館とイギリスの美術館にあるそうです。

トニー・ブレイク(ザ・マジシャン)

トニー・ブレイク
Bill Bixby
(1934〜1993)
●キャラクター
トニー・ブレイクはスパイ活動の疑いで投獄された経験がきっかけで救いを求めている人々を支援しています。ショーの名目で友人のコラムニストや、車椅子に乗った彼の息子デニスとともに各地を飛び回り、事件も解決するのです。危機に瀕した時、彼は得意のマジックで敵のの目前に鳩を出したり、トランプでの目つぶしや煙玉で威嚇したりします。もちろん手錠や縄から抜けたり、財布や銃を奪うのもお手の物です。
●ビル・ビクスビー
「ブラボー火星人」「エディの素敵なパパ」「超人ハルク」など主演作品の多い彼は、このシリーズ後にはマジックの特別番組の司会をしたりすっかりマジシャンタレントとして知られるようになりました。
●エピソード
1993年に前立腺癌で亡くなりました。6ヵ国語を話せたということです。

テオ・コジャック(刑事コジャック)

テオ・コジャック
Telly Savalas
(1922〜1994)
●キャラクター
スキンヘッド、いつも口にしているロリポップが記憶に残るニューヨーク市警察第13分署刑事部長です。凶悪な犯罪者には非情ともいえる容赦ない態度で捜査に望む硬派な面を持ちながら部下たちとの会話ではユームアも交えます。
●テリー・サバラス
スキンヘッドがトレードマークのテリー・サバラスは「バルジ大作戦」「ボージェスト」「特攻大作戦」「女王陛下の007」「マッケンナの黄金」「戦略大作戦」など数多くの映画に出演しています。「コジャック」役に選ばれた当時は映画俳優としてはスランプの時期だったとか。
●エピソード
吹き替えはご存知、森山周一郎。

リチャード・キンブル(逃亡者)

リチャード・キンブル
David Janssen
(1931〜1980)
●キャラクター
リチャード・キンブルはインディアナ州スタッフォードの小児科医でしたが、妻ヘレンと口論し外出後、戻ってみると妻は殺害され、逃げ去る片腕の男を目撃します。しかし、裁判では妻殺しの罪で有罪となり、鉄道で州刑務所の死刑執行室に向かうため、スタッフォード警察のジェラード警部に護送されますが、列車が脱線事故を起こし逃走。真犯人を探しながらの長い逃亡の旅が始まるのです。
●デビッド・ジャンセン
TVゲストや映画作品も数本ありますが、TVシリーズでは「名探偵ダイヤモンド」「逃亡者」「麻薬捜査官オハラ」「追跡者ハリーO」多くの主演作品があります。
●エピソード
1980年、マリブの自宅にて心臓発作が原因で48歳の若さでなくなっています。

ルーカス・マッケイン(ライフルマン)

ルーカス・マッケイン
Chuck Connors
(1921〜1992)
●キャラクター
特製のループ・レバーを取り付けた20インチ銃身のM92ウィンチェスター・カービンを片手で軽々と扱い、悪人を倒すノースフォークの町の牧場主です。妻に先立たれ、一人息子マークを愛情深く育てるためぐノースフォークの町にやってきて牧場主となります。牧場や町に事件が起きれば、その正義感と見事なライフルさばきから保安官の手助けをします。
●チャック・コナーズ
多数の映画やTVに出演していますが、映画は悪役が多いようです。映画は「大いなる西部」「酋長ジェロニモ」「デザーター」「マッドボンバー」など。TVは「勇者マッコード」や「アフリカ大牧場」などやはりウエスタンスタイルのキャラクターが多いです。
●エピソード
大きな体格(2m)で、もと大リーガーの彼はブルックリン・ドジャース、シカゴカブスに在籍していた事もあります。

ジョッシュ・ランダル(拳銃無宿)

ジョッシュ・ランダル
Steve McQueen(1930〜1980)
●キャラクター
M92ウィンチェスター・カービンの銃身を短く切ったランダル銃を手にお尋ね者を追う賞金稼ぎ。ただし、「生死を問わず」の無法者もできる限り殺さず捕えようとします。捕まえた後に無実を信じて真犯人を捕える手助けをする事もある正義感の強い賞金稼ぎです。
●スティーブ・マックィーン
このTVシリーズでウエスタン俳優として広く知られるようになり、その後「荒野の七人」「大脱走」「ブリット」など数多くのヒット作品でその地位を不動にした映画スターです。
●エピソード
スティーブ・マックィーンといえば吹替えは宮部昭夫。このシリーズもそうなのですがなぜか他に寺田農、大辻司郎が吹き替えをしています。

ディーン・ウィンチェスター(スーパーナチュラル)

ディーン・ウィンチェスター
Jensen Ackles
●キャラクター
母親が悪霊に殺され、悪霊ハンターとなった父とともに悪霊狩りの旅を続けていましたが。父の失踪を機に弟に協力を求め、父を探しながら悪霊退治の旅を続けます。真面目な弟と違い女好きで、一見いい加減なように見えますが、家族の絆を人一倍大切にしています。
●ジェンセン・アクレス
「ダーク・エンジェル」や「ヤング・スーパーマン」など数多くのTVシリーズにゲスト・レギュラー出演しています。
●エピソード
Days of Our Livesというソープオペラでデイタイム・エミー賞ドラマシリーズ優秀若手男優賞にノミネートノミネートされた事があります。

サム・ウィンチェスター(スーパーナチュラル)

サム・ウィンチェスター
Jared Padalecki
●キャラクター
母を悪霊に殺され、父親たちが悪霊退治の旅を続ける間、ひとり弁護士を目指し大学生活を続けていたサム。突然、恋人が母と同じように殺され、兄ディーンに悪霊狩りに連れ出されます。初めはいやがっていたサムもやがて自分の使命と理解し兄と行動を共にするようになります。さらに彼には悪魔から与えられた超能力がある事が分かり始めるのですが…。
●ジャレッド・パタレッキ
芸歴は短いですが「フライト・オブ・フェニックス」などの映画に出演しています。
●エピソード
パイロット版のみで企画倒れとなったヤング・マクガイバー(Young MacGyver)で主役を演じました。

ローリン・ハンド(スパイ大作戦)

マーチン・ランドウ
Martin Landau
●キャラクター
IMFメンバー、変装の名人ローリン・ハンドです。シリーズ当初はマーチン・ランドウが変装される側もやるという二役で、まさにメイクによる変装というパターン。たいていは彼に顔立ち、雰囲気の似た俳優が敵役となり、マスクを作って変装するという形に。
●マーチン・ランドウ
チームのメンバー、シナモン役のバーバラ・ベインとはシリーズ当時夫婦でした(1993年離婚)が、ギャラの問題で夫婦そろって第3シーズンでシリーズを降板。変装名人としての後任はレナード・ニモイ(吹替は納谷悟朗のまま)です。
●エピソード
TVシリーズのゲスト出演が数多くあります。映画ではヒッチコックの「北北西に進路を取れ」よく知られています。スタートレック「スポック」の第一候補だったという話も。

マクガイバー(冒険野郎マクガイバー)

リチャード・ディーン・アンダーソン
Richard Dean Anderson
●キャラクター
第1シーズンでは諜報機関DXSのエージェント。第2シーズン以降はフェニックス財団のフリーエージェント。途中からは、上司とも言うべきフェニックス財団のピーター・ソーントンを演じるダナ・エルカーが緑内障を患ったこともあって、脚本的に財団とは無関係の事件にも関わる事になります。少年時代に友人が銃の暴発事故で亡くなった事もあって銃火器の使用を嫌います。スイス・アーミーナイフを常に携帯し、手元の日用品などから道具や武器を作って危機を切り抜けます。
●リチャード・ディーン・アンダーソン
TVゲストは少ないですが別のヒット作「スターゲイト」シリーズでも主演をしています。
●エピソード
マクガイバーが多彩な知識を使って行動することをファンは「マクガイバリズム」と呼びます。息の長いシリーズでしたが、マクガイバリズムを発揮する場面が少なくなった事が視聴率低下の原因と言われているようです。

スーパーマン(スーパーマン)

スーパーマン
George Reeves
●キャラクター
1930年に誕生したDCコミックスのヒーロー「スーパーマン」。TVで最初のシリーズです。「スーパーマンと地底人間」というタイトルで映画が作られた後、シリーズ化されました。
●ジョージ・リーヴス
あまりにも有名になりすぎたため、その後新たな役を得られず、そのことを苦にして自殺した、と言われています。最近、その死を題材にした映画「ハリウッドランド」が製作・公開されています。日本ではすでに知名度も低いためかひっそりと公開されたようです。
●エピソード
彼が自殺したとされるように「スーパーマン」作品には死や事故にまつわる、呪いとされる出来事がTVシリーズ・映画作品で起きています。

ブルース・リー(グリーン・ホーネット)

ブルース・リー
Bruce Lee
●キャラクター
TVのキャラクターは「グリーン・ホーネット」の加藤ですが、ヒーローはもちろんブルース・リー。遺作となった米映画「燃えよドラゴン」でのスクリーン登場は衝撃でした。もちろん公開時にすでに亡くなっていたことも。その後、過去の中国映画作品が公開され、未完となった「死亡遊戯」の未編集フィルムを使っての作品も公開されました。彼の考案した格闘技「ジークンドー」はダニー・イノサント師父により引き継がれています。
●李小龍
「バットマン」の姉妹作「グリーンホーネット」加藤役で知られているブルース・リー。TVは「鬼警部アイアンサイド」「ブロンディ」「ヒアカムザブライド」などにゲスト出演。「ロングストリート」には数本ゲスト主演し、エピソード中で彼が創始した「ジークンドー」の基本を披露しています。
●エピソード
ある本に設定では加藤の名前は「かとう・はやし」だとか。確かコミックには加藤の役はないと聞いたこともあります。番組内ではダーツのような武器を主に使いますが、ヌンチャクや三節棍も使ったことがあります。

ケイン(燃えよ!カンフー)

クワイ・チャン・ケイン
David Carradine
1936〜2009.6.3
●キャラクター
幼い頃から少林寺で学ぶことを許され僧侶としての資格を持ったクワイ・チャン・ケインが師匠を皇帝に殺され、とっさに皇帝を殺してしまう。追われる身となったケインはアメリカに戻るが、皇帝のはなった暗殺者は執拗にケインを追跡する。
●デビッド・キャラダイン
デビッド・キャラダインは名優ジョン・キャラダインの息子。兄弟にはキースやロバートがいます。父のJ・キャラダインもシリーズにゲスト出演、弟のキースは若きケインを演じています。シリーズ終了後は多数の映画作品に出演。クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビル』シリーズで演じたビル役が有名です。次の作品のために滞在していたバンコクのホテルで2009年6月4日、突然の訃報。事故とも自殺とも言われ、72歳でその生涯を閉じました。
●エピソード
「燃えよカンフー」の原案がBリーであることは有名。邦題に「燃えよ」とあるのも彼の映画にヒットにあわせてシリーズが公開されたからです。Bリーはもちろん主演を望んでいましたが中国人が主役になる、などということがありうるはずもなく「シェーン」で知名度もあった彼の弟子Dキャラダインが主役になったということです。といってもキャラダインの動きはBリーとは似ても似つかない踊りのようなもの。Bリーが演じていたら…

ベントン・フレイザー(騎馬警官)

ベントン・フレイザー
Paul Gross
●キャラクター
カナダ騎馬警官のベントン・フレイザーは父を殺した犯人がシカゴにいるという情報を得てシカゴ領事館へ転属。シカゴ27分署のレイ・ベッキオの協力を得て犯人を追跡するが、シリーズではその間に起きる多彩な事件を描く。フレイザーの相棒は狼のディーフェンベイカー。その独特の操作方法と生真面目な行動に驚かされながらレイとの友情を深めていく。
●ポール・グロス
シリーズゲストなど出演作は多いようですが、日本での知名度は低いでしょう。「騎馬警官」の全シリーズ放映もchが定まらず、本国での放映も紆余曲折があったようです。
●エピソード
相棒の狼犬ディーフは耳が聞こえない、という設定。動物役者の常で数匹の犬が演じています。シリーズ後半ではレイ役を別の俳優が演じますが、これはシリーズ中でも本物のレイが身を隠すため、という理由のようです。

ハーモン・ラブ(ネイビーファイル)

ハーモン・ラブ
David James Elliott
●キャラクター
ベトナム戦争で行方不明になった父の後を継ぎパイロットになったハーモンは夜盲症でパイロットを断念。JAG(アメリカ海軍法務部)に異動し法務担当士官となる。
●デビッド・J・エリオット
ポリス・アカデミー3(1986)」など多くのTVシリーズにゲスト出演している。こちらで見られたのは「新・アンタッチャブル」「メルローズ・プレイス」など。プライベートでは、上昇志向の嫌われ者ローレン・シンガー役の女優ナンシー・チャンバースと1992年に結婚している。
●エピソード
シリーズは第1シーズン終了前に、NBCは打ち切りを決定。その後CBSでき製作されることになり、第2シーズンが改めてスタート。設定の変更などの理由で第1シーズンの最終回と矛盾があるままが始まった。マックをパートナーにしたことでハーモンのキャラクターが第1シーズンとは見違えるようになりその後10シーズンを迎える長寿作品となっている。

ジョニー・スミス(デッド・ゾーン)

Anthony Michael Hall
●キャラクター
婚約者サラとの結婚を間近に控えていた高校教師のジョニーは、ある日、交通事故に遭って昏睡状態に陥る。6年後、長い眠りから目覚めた時、婚約者のサラはすでに保安官バナーマンと結婚、唯一の肉親であった母親は他界していた。目覚めた時には、他人に触れることで未来や過去の映像を見ることができるサイキックの能力が備わっていた。しかし、その能力は事件を未然に防ぐこともあれば、ジョニー自身を事件の渦中に飛び込ませることにもなる。
●アンソニー・マイケル・ホール
数本の映画出演後、『サタデー・ナイト・ライブ』にも出演するがアルコール依存症の治療のために1シーズンで降板。元々素行が悪く、撮影現場でのトラブルがもとで評判を落とし、人気も低迷。作品も端役中心となるが、2002年より放映されたTVシリーズ版「デッド・ゾーン」で主人公に抜擢され人気を取り戻した。
●エピソード
継父はショービジネスのマネージャーで母メルセデス・ホールは女優・歌手。彼自身もミュージシャンとしてバンド活動に参加し、ドラムと作曲を担当している。

フランク・パーカー(7デイズ)

フランク・パーカーJonathan LaPaglia
●キャラクター
ロズウェルに墜落した宇宙船の技術を元に作った装置で極秘裏に「バックステップ計画」進められていた。それは7日間だけ過去に遡ることができる特殊装置で既に起こってしまった大惨事を阻止すること。過去に戻るために必要な強靭な肉体と精神を持つ男が、元CIAのフランク・パーカー。ずば抜けた記憶力と行動力を持つパーカーは限られた時間の中で、既に起きてしまった大惨事を7日前に戻って食い止めるのだ。
●ジョナサン・ラパリア
行動的なフランク・パーカーを演じるジョナサン・ラパグリアはTVゲストが数本あるがこちらでの公開作品は少ない。
●エピソード
「FBI・失踪者を追え」のアンソニー・ラパリアは兄。

アイアンサイド(鬼警部アイアンサイド)

ロバート・T・アイアンサイド
Raymond Burr
●キャラクター
警部を恨む犯人に狙撃され、下半身不随の身に。署長から嘱託の要請を受けるが車椅子でも現場に戻ることを希望し、2人の刑事イブとエド、そして身の回りの世話と運転手としてマークを部下につけてもらう。基本の設定は“安楽椅子探偵”だがアイアンサイドは部下を手足として動き回り、そして豊富な経験と知識による推理力で事件を解決していく。
●レイモンド・バー
映画では悪役の多い、レイモンド・バーがヒットシリーズ“ペリーメイスン”で弁護士を演じTVヒーローとなる。その後、車椅子の鬼警部として、長寿のシリーズの主役を務める。
●エピソード
吹替えは若山弦蔵。

ジム・ロックフォード(ロックフォードの事件メモ)

ジム・ロックフォード
James Garner
●キャラクター
無実の罪で5年間の服役生活をサン・クエンティン刑務所で送った、ジム・ロックフォードは、出所後その経験を生かし、私立探偵を始める。ロックフォードの自宅兼事務所は、マリブ・ビーチに停めたトレーラー・ハウスで愛車は、ゴールドのポンティアック・ファイアーバード。料金は、1日200ドル+必要経費である。前歴のこともあり警察からは煙たがられるが、ロサンゼルス市警のベッカー警部だけは親友として捜査に協力してくれる。
●ジェームス・ガーナー
ひょうひょうとしてとぼけた演技で知られるJ・ガーナーは映画作品も多いが、TVシリーズの主演作品も「マーベリック」「保安官ニコルス」がある。
●エピソード
映画などの吹替えは羽佐間道夫が多いがこのシリーズでは名古屋章が吹替え、飄々とした雰囲気がキャラクターとマッチしていた。

マイケル・ナイト(ナイトライダー)

マイケル・ナイト
David Hasselhoff
●キャラクター
刑事だったマイケル・ロングは捜査中の事件で瀕死の重傷を追うが、ナイト財団の創設者ウィルトン・ナイトに助けられ、整形しマイケル・ナイトとして生まれ変わる。ウィルトン・ナイトの死後、彼の遺志を継いで財団の開発したドリームカー・ナイト2000(通称K.I.T.T.)とともに世の中の凶悪犯罪に立ち向かっていく。
●デビッド・ハッセルホフ
「ベイウォッチ」など主演ロングランのヒット作が多い。ヨーロッパでは歌手としての人気も高くツアーもこなしている。
●エピソード
吹替えは佐々木功。K.I.T.T.の吹替えは野島昭生。本国では新しいシリーズがスタートし、マイケル・ナイト本人として出演。新たなドリームカーはフォード シェルビーGT500KRを次に主人公に託しているらしいです。

リック・ハンター(刑事ハンター)

リック・ハンター
Fred Dryer
●キャラクター
すでに亡くなって入るがギャングのボスが父の刑事。その関係で身内が捜査時に絡んでくる事も多く、逆に刑事仲間からは敬遠される。捜査も荒っぽく、パートナーに恵まれず、成り行きでパートナーとなった女性刑事ディーディーとは荒っぽさの面でも息ぴったし。
●フレッド・ドライヤー
ダ−ティハリーのTV版といった荒っぽさがはまり役の刑事ハンターは7シーズン152本も続いたヒットシリーズ。TVゲストも少なくないがシリーズ以降は特別版や新シリーズのハンターと、キャラクターが固定されているようです。
●エピソード
体格のいい俳優の前歴によくある、元フットボールの選手。

コルチャック(事件記者コルチャック)

カール・コルチャック
Darren McGavin
●キャラクター
シカゴにあるインディペンデント通信社の中年事件記者コルチャックは、編集長のヴィンセントに尻をたたかれ、特ダネを探して取材に走り回るが、関わる事件はなぜか怪物や心霊現象のからんだものばかり。怪奇で普通では説明のできない事件を追跡し、解決。事の顛末をテープに吹き込み記事に起こすが、常識の範疇を超えた内容ばかりでいつもボツにされる。
●ダレン・マクギャビン
TVシリーズのゲスト出演はもちろん、「マイク・ハマー」「アウトサイダー」と主演作も多い。メラニー・ヨークと離婚後キャシー・ブラウン(〜2003)と結婚。彼自身も2006年に亡くなっている。2005年にはNight Stalkerのリメイクにゲスト出演している。
●エピソード
吹替えは大塚周夫。Dマクギャビンとは演技的に相性が合うのかぴったりとはまっている。